積水ハウスの2階リビング。2軒目も2階リビングにした理由

築6年の建売住宅を売却し、積水ハウスで2階リビングの注文住宅を建てました。

夫婦揃って2階リビングには大満足です。

2階リビングにするか迷っている方は参考にされてください。

2階リビングの感想

我が家、夫婦揃って2階リビングは即決でした。
1階リビングにすることは全く考えていなかったです。

お互い1階リビングという環境ではなかったので、多くの人が選ぶ1階リビングの選択肢は最初からゼロでした。

それもあり、夫婦で2階リビングで大満足しています。

我が家は家を建てる際、間取りや設備の条件として4つの希望を決めました。

  1. ガレージ2台分
  2. 庭は不要
  3. 日当たりが良い
  4. 虫が出にくい

ガレージを作ると、大きな土地がない限りは2階リビングを検討する方が多いと思います。
我が家の土地は約60坪。車2台分のガレージを設けると、必然と2階リビングになりました。

2階リビングで良かったところ

2階リビングのお家に2軒住んでみて、実際に良かったところは5つ。

日当たりが良い

1階リビングと比べると、日当たりがすごく良いと思います。
(1階リビングに住んだことがないので比較できないですが・・・)

以前の戸建てのリビングは南向き。
今回は東南向きです。
どちらも日中は電気をつけずに生活できる明るさです。

開放的なリビング

我が家はフルフラットバルコニーを採用。
2階リビングのため、周囲の視線は遮りつつ、景色も良いです。

1階リビングだと、大きな掃き出し窓を採用すると外からの視線を遮るのにフェンスが必要。我が家はガラスバルコニーで丸見えですが、部屋全体が見える感じはないです。

冬も暖かい

真冬の寒い時期はエアコンをつけますが、暖かい時間はエアコンを消したくなるくらい暖かい時間帯もあります。

真夏は逆に暑くなることもあります。

1階に降りると、寒く感じます。
1階リビングだと、冬は寒かっただろうなあ・・と思います。

真夏だと1階リビングの方が涼しいのかもしれませんね。

虫が来にくい

1階リビングということは、玄関と同じフロア。
虫の侵入経路はおそらく2階よりも1階が多いのではないでしょうか。

以前の戸建ては庭付き。
アリの巣が気づかないうちにできていて、1階に侵入していました。
1階リビングだったら発狂していたかも・・・

虫嫌いの私。
2階リビングの方が、虫に出会う可能性も低くなるのではと信じています。

階段の上り下りが運動になる

これは予想してなかったことですが、子供が階段の上り下りができるようになるのが早かったです。

平屋に住んでいるママ友から「うちの子より階段歩くの上手」と言われて初めて気づきました!

2階リビングだから、というわけではなく、日常生活で階段を使う機会が多い子供は慣れるのが早いのかもしれません。

我が家の場合は年子なので、帰宅後2人を抱っこして荷物も持つのは大変。
子供には1歳前後から自分で階段を上がってもらっていたせいか、気づけば上手に上り下りできるようになりました。

子供だけでなく、大人ももちろん運動になります。

なかなか負荷をかけて上下運動する機会はないので、階段があると必然的に運動することになります。

2階リビングの気になるところ

荷物の移動が大変

2階リビングを検討する中で、まず上がるのがこの意見ではないでしょうか。

2階リビング歴7年で慣れましたが、重い荷物は確かに大変!

お米、ペットボトル、洗剤などのストックを注文と重労働。
我が家は洗濯機、お風呂場の水回りも全て2階にあるので大変に感じることも。

ですが、子供たちが手伝ってくれたりと良いお手伝いのきっかけにもなっています。
荷物を2階に移動するのが面倒、という方は2階リビング(水回り)は一度考えた方が良さそうです。

老後が大変

今は30代、階段を使うことは全く問題ありません。
2階リビングを断念する方の多くは老後を考えてやめる方が多いのではないでしょうか?

我が家の場合、こんなことを考えて2階リビングにしました。

  • 階段が使えない状況は、相当体が弱った状態では?
    そもそもその状態だと、他のこともできないのでは?
  • 1階リビングということは他の居室は2階にある。
    結局階段を使う機会は発生するのでは?
  • メンテナンスが必要なのは木造で30年、鉄骨で30〜60年。
    30年でリフォームの可能性もあるので、その場合も考えて費用を残しておく。
  • 30年後はちょうど親世代だが、階段が使えないほど弱っている様子はない。
  • 老後も元気で過ごせるよう、日頃から運動と食事に気をつけて健康を意識する。

こんなことを夫婦で考えながら、2階リビングに決めました。

家具の搬入など割高になる

新しい家具や家電を購入した際、家電量販店などに搬入を依頼しますよね。
2階に運ぶ場合、階段を使っての搬入だと追加で料金がかかります。

相場は3,000円〜4,000円のようです。

大きいものの場合、階段で搬入することが難しい場合も。
その場合は数万円プラスでかかることもあるようです。

冷蔵庫、洗濯機、テレビ、ベッド、ソファなどが該当します。
リビングや寝室の場所、家電買い替えサイクルなどを考えると予算が立てやすいです。

2階リビングで快適に過ごす方法

7年間2階リビングで過ごす我が家が、快適に過ごせるために考えたことを紹介します。

重いものはまとめて購入する

重たいものは基本的にはまとめ買いをしています。

2階リビングでなくても、まとめ買いしておくと楽。
災害用の備蓄にもなります。

家づくりの段階で、何をどれくらいストックするのか、どこに何を収納するのか考えておくと良いと思います。

暑さ対策をしておく

特に夏はリビングの気温が高く、暑く感じます。

  • 窓を遮熱、断熱にするか
  • カーテン、ブラインド
  • キッチンとエアコンの位置
  • 屋根の形
  • バルコニー、軒の深さ

暑さ対策にどのくらい予算が割けるのかも考えておくと良いでしょう。

リビング以外の間取り

メインで生活するリビング以外の間取りはこんなことも考えました。

  • 子供が寝た後、リビングで音を気にせず過ごしたい。
  • リビングで騒いでも、下にいる人に影響がない。

我が家はまだ子供が小さく、夫の仕事も日勤のためそこまで影響はないです。
家族の生活リズムが違う場合、同じ時間に誰がどこで過ごすのかイメージしておくと、家族全員がストレスなく過ごせそうですね。

2階リビングはこんな人におすすめ

分譲地に建てる人

分譲地の場合、隣地の大きさはだいたい一緒。

新しい住宅地に住む人は、同じように子供が小さい家族が集まってきています。
道路の位置や駐車場、周辺の位置関係からおおよその間取りは似てくると考えられます。

まだ隣地に何も建物がない場合もあります。

今後は何が建つか、日当たりは確保されるのか、予測できないことが多くあるでしょう。

我が家の周辺も新しい住宅地。
まだ整地中の土地も近くにいくつかあります。

2階リビングにしておくと、日当たりもプライバシーも確保されやすいです。

周りに何ができるかわからなくて不安、という場合は、すでに周辺の建物がある土地を買うと間取りが決めやすいと思います。

日中なるべく電気なしで過ごしたい人

1階リビングでも電気なしで過ごすことはできると思います。
が、2階の方が日当たりは確保しやすいと思います。

実際に、日中家にいる時は電気がなくても問題ないです。

隣との距離が近い、家の向きが悪い場合は2階リビングを検討してみてください。

寒さが苦手な人

夏は問題ないと思いますが、冬は部屋が冷えますよね。

特に誰もいなくなってからしばらくして帰った時。
玄関から冷気が来ることも考えると、2階リビングの方が暖かいです。

暖気は上の方に溜まるので、寒さが苦手な人は2階リビングでも良いかもしれませんね。

冷房よりも暖房の方が高いことを考えると、2階リビングの方がエアコン代は節約できるかも?

ガレージが欲しい人

ガレージを優先的に作りたい人は、1階のスペースがガレージに取られます。

趣味のものを置きたい人、車好きな人も2階リビングが向いていると思います。

我が家は車2台分のガレージを作ったので、1階にリビングを作るのは難しかったです。

2階リビングに関するよくある質問

2階リビングに関するよくある質問をまとめてみました。

家族間のコミュニケーションが減るのでは?

2階リビングだと、個室を1階に作ることになりますよね。
我が家は、2階に子供部屋2部屋があり、1階に2部屋個室があります。

2階リビングで調べると、子供が帰って来てすぐ、リビングを通らず個室に行けるのでコミュニケーションが減るのでは?という意見があるようです。

コミュニケーションが取れるように「リビング階段」という間取りも流行りましたよね。

個人的には、部屋の場所がコミュニケーションが減る直接の原因にはならないと考えています。

食事をしたり、テレビを見るのはリビングがメイン。
我が家では、朝と夜の食事の時間が唯一家族が集まる時間なので、そこで1日の出来事などを話しています。

どこに部屋があっても、生活の中で家族が集まったり、コミュニケーションをとる時間を大切にすることが重要だと思います。

2階リビングで気をつけることは?

これから住む家が2階リビングになる人。
こんなことに気をつけてください。

玄関の存在を忘れない工夫

メインで使うスペースが2階なので、1階リビングよりは玄関が遠くなります。
子供が帰宅した時、万が一の場合など、玄関の存在を忘れない工夫が必要です。

2階からでも鍵の開閉ができるのは必須!
積水ハウスの電子キーを採用しました。

宅配と郵便の対応方法を考えておく

2階リビングのため、基本的に来客対応は2階でします。
我が家、日用品の買い物も宅配が多いのですが、大きいものは宅配ボックスに入りません。

ちなみに我が家はクローズ外構。
門扉・ガレージを開けないと宅配の人が玄関前まで入れない。
わざわざ下に降りないといけないので、ちょっと後悔。

郵便も書留など、手渡しでないと受け取れないものもあります。
わざわざ1階まで降りるのはいまだに慣れないです。

外構の工夫で解決するかもしれませんが、2階リビングにしたい人は、宅配と郵便対応についても詳しく決めておくとストレスが減りそうです。

来客時の動線を考えておく

頻繁に人を家に入れることはないですが、今後子供の友達が遊びにくることも考えられます。

2階リビングだと、1階から階段を使って2階に上がりますよね。

階段が1階の奥の方だと、1階の部屋を通って2階に上がることになります。
2階リビングが2階の奥の方だと、2階の部屋を通ることになります。

1階リビングだと、2階に人は来ないのでプライバシーが守れます。
2階だと家に入ってからリビングまでの動線が長いので、来客時に困らない間取りだと良いですね。

我が家の場合は玄関入ってすぐ洗面スペース。
その横に階段があり、上がるとすぐリビングです。
各個室やランドリースペースは通りません。

来客時に使う場所で考えられるのは、リビング以外にも洗面とトイレ。

どちらもランドリースペースから離れた場所に作っておくと、洗濯物を見られずに済みます。

まとめ

1軒目は建売住宅、2軒目は注文住宅で2階リビングに住んでいます。
7年ほど2階リビング生活を送っていますが、後悔はありません。

これから2階リビングのお家を検討されている方の参考になれば嬉しいです。

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